昨日、家定について書いていると無性に「篤姫」が見たくなり、
DVDを借りる為、TSUTAYAへ行ってみて唖然
家定公が出演あそばされている巻は全部レンタル中だった
肩を落としながら帰ろうとした時、
スカイハイ DVDが目に飛び込んできた。
10年前の作品なのに、一押し作品として目立つ所に置いてあったからだ。
この作品は未見で、いつか見なくては
と思いながら忘れていた。
ちょうど良い、好都合だとDVDを借りて見たが、
堺さんの晴れやかな笑顔と打って変わって後味の悪い作品だった。
(以下ネタばれあり)
友人・美里(板谷由夏)の紹介により関川勝(堺雅人)と結婚した
法子(吉野きみ佳)のお腹の中には赤ちゃんがいた。
幸せの絶頂だった法子は激しい嫉妬心を燃やす
美里の手に掛かり殺害されてしまう
何ともやり切れないストーリーである。
嫉妬から殺人を犯すなんて有り得ない話で、
堺さんが出演していなければ途中で見るのを止めていた。
我慢して見ていると堺さんの見所
は最後の方にあり、
美里との
シーンは目が点になった。
その他といえば女の毒気に当てられ控え目な印象で、
告別式で別れのスピーチをしている時も
法子を偲び美里とコロッケを食べるシーンも笑っているようにしか見えず、
今の堺さんの演技力からは想像も出来ない勝だった。
(これを読まれたファンの方、気を悪くされたら申し訳ありません。)
殺された者や不慮の事故で死んだ者がやってくる場所「怨みの門」
そこを訪れた法子は門番のイズコ(釈由美子)に3つの選択を迫られる。
1. 死を受け入て天国へ旅立ち、再生の準備をする。
2. 死を受け入れず、霊となって現世を彷徨う。
3. 現世の人間を1人呪い殺し、地獄へ落ちて永遠の苦しみを味わう。
法子は3番目を選び、美里を呪い殺してしまう。
それも致し方のない事だろう、美里は法子を亡くして
悲しみにくれる勝を誘惑した挙句、身籠ってしまうのだから。
しかし、法子が美里を呪い殺した代償は大きく
永遠の苦しみを味わう事になる。
これが半沢直樹の如く
やられたら、やり返す倍返しだ!
であったら見終わった後はスカッとしたかもしれない。