2013年02月の記事 | スリジャヤワルダナプラコッテ(仮)

スリジャヤワルダナプラコッテ(仮)

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映画年表
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sakai | 00:18 | - | -
ひまわりと子犬の7日間 試写会


監督:平松恵美子
出演:堺雅人、中谷美紀、でんでん、若林正恭、吉行和子
夏八木勲、檀れい、小林稔侍、左時枝、草村礼子、近藤里沙
製作年:2013年 上映時間:117分
ストーリー
2007年、宮崎で保健所職員の神崎彰司(堺雅人)は
一匹でも多くの犬を助けようと飼い主探しに奔走していた。
そんな折、畑を荒らすという通報を受け母犬と子犬が収容される。
母犬は近寄る人すべてに激しく吠え、懸命に子犬を守ろうとしていた。
その母性の強さから彰司は母犬がかつて人に飼われ
愛されていたはずだと確信する。
しかし、人になつかない犬は新しい飼い主に受け渡す事が出来ない。
犬たちの収容期間は7日間だが、その期間を延長するという
ルール違反を犯してまで母犬の心を開こうと奮闘する彰司。
その間も犬たちの命の期限は刻一刻と近づいていた。

  レビュー
 テレビ大阪が主催する試写会を
 見に行ったら帰り際に
 宮崎特産のそば焼酎を頂いた。
 それよりも良かったのは司会者の方が
 上映前に堺さんについて少し話して
 下さった事だ。映画の打ち合わせの時
 堺さんは宮崎弁といっても色々あるので
 どれにしましょうか?
 と5パターンの宮崎弁を披露したとか。
宮崎弁は大別して日向弁と諸県弁の2種類あるとのこと。
日向弁と呼ばれる方言でも地域によってイントネーションが違うらしい。
その宮崎弁だが、堺さんが話す言葉は温かく心にしみた。
そして堺さん扮する神埼が殺処分直前の母犬に向かって
涙をとめどもなく流す場面はさすがに巧く引きずり込まれた。
けれど正直なところ、堺さんが出演していなかったら
この映画は絶対に見に行かなかったと思う。
といっても母犬(ひまわり)が飼い主であるおじいさん(夏八木勲)
とおばあさん(草村礼子)に愛され育てられた回想シーンと
「人間に歴史があるように動物にも歴史がある」
という台詞を聞いた時は涙がこぼれた。
がしかし、収容されている他の犬たちにも
ひまわりと同様に歴史や心がある、
ひまわりだけ助かって不公平ではないか。
矛盾した点が所々に見受けられ、綺麗事で終わってしまった感がある。
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sakai | 17:05 | - | -
金沢 2013


去年の1月、Sちゃんと一泊二日で訪れた際、帰りの電車内で
来年もまた行こうねびっくりと決めた程お気に入りの地、金沢。
風情ある雪景色、江戸時代の雰囲気を残す ひがし茶屋街
そして美味しい和菓子と心惹かれるものが多い。
加賀藩が力を入れた茶道の影響で
金沢は独特の菓子文化が根付いたという。
中でも 中田屋 きんつば石川屋 枕石
は大好きで必ず買って帰るほど。
情緒ある景色を楽しみに来たのか、温泉で疲れを癒す為なのか
土産物を買出しに来たのか、本当の目的は一体何だろう。



ひがし茶屋街を散策した後
昼御飯を食べるべく 十月亭 へ向かう。
去年食べたのは味噌煮込みうどんだったが
今年こそは竹かご弁当(2750円)を食べようと意気込んで店内へ。
竹かごの中には目にも鮮やかな料理の数々が並んでいる。
どれも美味しかったが、煮物と茶碗蒸しが冷めていたのは少々残念。



昼食後はSちゃんに猪山直之生家跡までお付き合い願った。
生家跡とはいえ、コンビニを撮り続けるのは気恥ずかしく
早々に立ち去り、金沢駅はどこかと歩いていたら
長町武家屋敷 の看板が目に入った。
此処はまさしく 武士の家計簿 のロケ地だった。
路地に沿って土塀が続く町並みは加賀百万石の面影を今に伝えている。
映画では猪山直之屋敷付近の設定で撮影が行われた。



金沢駅に戻り、そこから路線バスに乗って40分で 湯桶温泉 に到着。
湯桶温泉は開湯1300年と歴史が古い。
宿泊は去年と同じく 湯の出旅館 である。
雪景色を見ながら露天風呂に入り
金沢の郷土料理に舌鼓を打つてんてん至福の一時だ。
失業中の身なのに何をやってんだか。それでも又いつか訪れてみたい。
遠くへ行きたい | 15:50 | - | -
張り込み
 監督:篠原哲雄
 出演:若林しほ、小市慢太郎、堺雅人
 製作年:2000年 上映時間:79分
  ストーリー 
 自殺が相次ぐ団地に住む主婦
 スミレ(若林しほ)の家に刑事の
 吉岡(小市慢太郎)が
 やってきた。駅やホームセンター
 爆発事件の犯人がどうやらスミレの
 マンションに潜伏しているらしいのだ。
張り込みにはスミレの部屋が最適だと言う。警察手帳を見せられ
仕方なく部屋に通したが、強引で無神経な上
とても張り込みをしているように見えない吉岡の態度に
不快感と不安が増大するスミレ。
夜になっても帰る気配のない吉岡は24時間体制で
見張らなければならないと言う。
吉岡を放置したまま家を出る訳にもいかず
スミレは吉岡を泊める事になったが
寝室まで侵入して赤外線ビデオを回す有様だ。
しかし、スミレが何より不快なのは
団地で起こった或る事件の話題を頻繁に振ってくる事だった。
1年前、英会話教材のセールスマン・荒川(堺雅人)が
マンションから飛び降り自殺をした一件である。
吉岡を不審に思ったスミレは彼を誘き出し、ベランダに閉じ込めた間に
管轄の警察署に問い合わせたが、吉岡という刑事はいなかった。
しかし、1年前に吉岡はこの事件で鑑識を勤めた男で
不可解な荒川の自殺に疑問を持っていたてんてん

レビュー
「張り込み」を見ようと思った切っ掛けは或る雑誌だった。
昔の演劇雑誌に載っている堺さんはよく知っているが
最近の雑誌になると殆ど読んだ事がなく
SNSで知り合った方に教えて頂いては雑誌をお取り寄せ。
その中の1冊がT. 2009 WINTER No.8という雑誌だった。
20000字インタビューの話題の1つに出てきたのが
映画「張り込み」である。
堺さんが小市慢太郎さんの事を「うまい」と褒めていたこと
堺さん扮する荒川は人間のイヤらしさが滲み出た役だということ
これらを読まなかったら「張り込み」を見る機会はなかったかもしれない。
小市さんが在籍した 劇団M.O.P.(2010年解散)
の公演を何度か見た事があり、その巧さは知っていたからだ。
小市さん演じる吉岡はぎらつく欲望を
むき出しにしてスミレに向かってくる。
その様は見ていて息苦しくなる程だ。
荒川は ↑ 写真の麗しく儚げな様子と打って変わり
男性として最低、まさに女性の敵である。
最初、「張り込み」というタイトルから想像して堺さんと小市さんが
刑事だと思い込んで見ていたら、あにはからんや。
驚くなかれ、人妻(スミレ)と不倫するセールスマンの役だった。
まず驚いたのは誘惑に乗ってやって来た
荒川とスミレの激しい××シーン。
荒川はスミレの××を鷲づかみに びっくり
刑事物だと思って見始めたのに
こんな衝撃シーンを見る事になろうとは思わなかった。
見終わった後で調べたら「張り込み」は6人の監督がデジカメを使用し
低予算で撮る「ラブシネマ」の第4弾作品。
共通テーマは「ラブとエロス」だったそうな。
スミレが登場した時、妙な色気があると思ったが
映画の意図を知って納得した。
閑話休題。
逢引を執拗に迫るスミレに嫌気が差した荒川は別れ話を切り出す。
スミレから妊娠を告げられた荒川が用意した物は
手切れ金と妊娠中の我が妻。
ところが妻と思った女性も荒川と関係がある人妻だった。
荒川はここまで小狡いとは呆れるやら、驚くやら。
爽やかな風貌の裏に隠された人間の汚さがよく出ていた。
堺さんはオーディションでこの役を得たとか。
出番は多くないが、インパクト大。一見の価値はあると思う。
sakai | 17:46 | - | -
古美門先生のバスケ姿


2月末から3月上旬の間に「ひまわりと子犬の7日間」絡みで
堺さん掲載の雑誌が沢山発売され、財布の中身が寒くなりそうだ。
ひまわりと子犬の7日間 公式サイトに書いてあるだけでも
10冊以上あり雑誌名と発売日を覚えるのが大変てんてん
そんな事をつらつら思っていた昨晩
ツイッターで話題になっていたのは、ひまわりの神埼ではなく
体操服に身を包み、バスケに興じる古美門先生だった。
これが載っているザ・テレビジョンを買わねばびっくりと早速コンビニへ。
ザ・テレビジョンには今回挑むことになった中学校との
゛いじめ訴訟 ゛でも学校側のあら探しをしようと必死になり
何故か体育の授業に参加することになったと書いてある。
必死になるのは良いが、古美門が足と手を広げて
パスを貰おうとしている姿は ピー としか言いようがない。
古美門の体操服姿が ピー だと噂になる数日前
堺さんがナレーションを務めた
皇室スペシャル 陛下の覚悟〜つらぬいた365日 その原点〜 を見た。
「品性高く、清く、正しく、温かく」
宝塚歌劇のモットーの如く清々しい堺さんのナレーションに
感動したのも束の間、古美門先生のキモダサい体操服姿は
それを消し去るだけの威力があった。
いや、そのギャップの激しさにある意味感動した。


 ↑         
いずれの役も同じ俳優が演じているとは驚きだが
その最たるものが古美門だろう。
とにもかくにも「リーガル・ハイ」SP放送日・4月13日が待ち遠しい。
sakai | 22:32 | - | -
猪山直之 生家跡地


小雪が舞う寒い日、去年に引き続き金沢を訪れた。
古き良き時代の面影を残す金沢が気に入り、訪れるのはこれで四回目。
悪友Sちゃんと金沢行きを決めたのは去年の秋のこと。
堺さんのファンになる前だ。
ファンになってから訪れる金沢といえば
まず思い浮かぶのが 武士の家計簿 そして堺さん扮する猪山直之である。
「武士の家計簿」は歴史学者・磯田道史氏著作
武士の家計簿 「加賀藩御算用者」の幕末維新
を原作として2010年に映画化された。
加賀藩の「御算用者」を担っていた猪山家8代目当主・猪山直之のもと
膨大に膨れ上がった猪山家借金返済に一家を挙げて
奔走する家族模様を描いた作品である。
猪山直之は人様の価値観に惑わされる事なく
自分の考えで責任を果たしていく経理のプロで
息子の直吉に対しては幼い内から
お家芸である算盤や書を厳しく教える父親でもある。
派手さはないが、真っ直ぐな生き方に心惹かれる主人公だ。
堺さん扮する直之の写真を見ると
真面目で実直な人柄が表情によく表れている。



「武士の家計簿」の金沢ロケは何処で行われたのか?と探したが
実際にロケが行われたのは金沢より 滋賀県・近江八幡 が多かった。
しかし、ゆかりの地は他にないかと
探している内に猪山直之生家跡地を発見。
ロケ地ならともかく、猪山直之生家跡へわざわざ赴くのは
「平清盛」で藤木直人が演じた西行の面影を求め
山奥深い地にある西行庵へ行く事と同じだ。
登山目的で吉野山の西行庵へ行った時
険しい道程をいとわずやって来た大勢の観光客に驚き
藤木直人(西行)のパネルでも立てなくっちゃ笑と揶揄した癖して
同じ行動に出るとは我ながら呆れてしまう。
それでも其処へ行ってみたい私はSちゃんに付き合って欲しい
と頼み込んで猪山直之生家跡がある片町へ向かった。



猪山直之生家跡地に建っているのは何とコンビニびっくり
間近まで行ってみれば生家跡地だと示す看板が設置されていた。



映画「武士の家計簿」 猪山直之 生家跡地付近

映画「武士の家計簿」の主人公猪山直之の生家は
二代十兵衛・三代伝兵衛の代には千石取りの藩士菊池家に仕え
五代市進の代より御算用者となり
代々の家の職ともなっていった。
六代康綏之(やすゆき)は、算用者十代藩主重教(しげみち)
の御次執筆の役となり、七代信之は算用者として
十三代藩主成泰の正室溶を将軍家から迎えるにあたり
御婚礼方御用を勤めた。
主人公となった八代直之も、算用者から十三代御次執筆役となり
次いで十四代慶寧(よしやす)、十五代となる利嗣(としつぐ)
の御次御用を勤めた。
九代成之も算用者となり、明治維新をむかえ
新政府において軍務官会計方となり
さらに算用者としての才を発揮し、兵部省会計司として立身した。
猪山家の屋敷は、史料には養智院前(旧裏古寺町)と表記され
現在の片町二丁目となるこの辺りの地に所在していた。 

金沢市

sakai | 01:35 | - | -
今更ながら山南敬助
 今から約9年前、堺さんのファン
 だった長女が「山南さん、格好良い!」
 と騒ぎ、新選組屯所や山南敬助のお墓
 がある壬生へ友人と見学に行ったのを
 私は冷めた目で見ていた。
 何故なら当時、新選組! の山南敬助
 を一度も見た事がなかったからだ。
 堺さんが山南敬助役で
 一躍有名になったというのに。
 新選組!は最初の1、2回は見ていたが
 近藤勇の台詞棒読みに嫌気が指し
それから二度と見る事はなかった。山南敬助・初登場の第4回まで我慢して
見ていれば、その時から私は堺さんのファンになっていたかもしれない。
9年前、9年も前かてんてん その事実に私は愕然となった。
十年一昔と言うけれど、過ぎ去った年月は埋めようがない。

昨年の12月、ファンになって以来
過去の作品のDVDを買ったり借りてきたりして毎日のように見ている。
数日前から新選組!を見ているが、初登場の第4回からではなく
山南が脱走して捕らわれ、切腹に至るまでの第32、33回を見た後
芹沢鴨を暗殺する際、雨に濡れた山南が格好良いと噂の第25回を見た。
激しい雨に打たれ、乱れた髪で剣を振るう山南はまさにその通りだった。



実際の山南敬助は心優しく温厚な性格から隊士の他に
壬生の女性や子供からも慕われていたという。
ドラマ新選組!の山南敬助はWikipediaによると
常に笑顔を絶やさず、何を口にするにも丁寧な口調で話す品のある人物で
学問にも明るく時勢を見極めていて、近藤を知の面から支えていたが
屯所の本願寺移転に反対するなど土方とは論争が絶えず
やがては隊のあり方に疑問を感じ脱走、追い掛けてきた沖田に見つかって
自ら声を掛け京に戻り、近藤、土方ら試衛館の仲間たちが
見守る中、隊のために切腹するてんてんという人物である。
丁寧な口調で話す品のある山南は堺さんにぴったりびっくり
ところが今日途中まで見た第28回では山南が突然激昂したので、吃驚 がーん
山南が怒鳴るのはそれだけではなく、他に2つあり
それらを山南三大シャウトと言うらしい。
        ↓
第28回 そして池田屋へ
(会津藩への援軍要請を巡って土方と言い合いになり、山南が声を荒げる)
あらゆることに備えて策を練っておくのが軍議ではないかっ!!
第32回 山南脱走
(恋人の明里が中々歴史を覚えられない事に対して)
それにしては前に教えたことを全く覚えていないではないかっ!!
第33回 友の死
(丹波へ1人で帰るのは嫌だと駄々をこねる明里に向かって)
わがままを言うなっ!!

いつもは温和な山南が突然怒鳴るとその効果は絶大。
舞台で鍛えただけあって声の張りが違う。
それを聞いた時、クライマーズ・ハイ の佐山と
官僚たちの夏 の庭野を思い出した。
堺さんの演技の真骨頂は喜怒哀楽全てを
表現すると言われている微笑みだけではない。
穏やかな表情の裏に隠された信念の強さ、狂おしいまでの熱き想いを表現し
静と動、相反するキャラクターを演じ分けれる事だと思う。
第33回「友の死」でもそれが遺憾なく発揮されていた。
脱走した山南は隊の規律を守り、切腹して果てるが
その時の静かな中に凄みを秘めた演技は
素晴らしいとしか言いようがない。
これらを確認出来ただけでも時を遡って新選組!を見た甲斐があった。
sakai | 22:32 | - | -
手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく


 監督:森下孝三
 声の出演:吉永小百合、堺雅人
 吉岡秀隆、観世清和、黒谷有香
 製作年:2011年 上映時間:111分
  ストーリー
 2500年前、インドではいくつもの
 王国が誕生し、争いが絶える事
 はなかった。奴隷に生まれた者は
 一生その運命から逃れられない
 カースト制度に喘いでいた。
 チャプラ(堺雅人)は母親
 (吉永小百合)が奴隷市で
 売られそうになったのを
 切っ掛けに奴隷の身分から
抜け出したいと思うようになる。そんな折、チャプラの住む村が
コーサラ軍の侵攻で破壊されてしまう。
しかし、チャプラは負傷したコーサラ軍の将軍・ブダイ将軍を
助ける事により、奴隷から抜け出す事を企む。
こうしてチャプラはブダイ将軍の養子という地位を手に入れる。
その頃、シャカ国では待望の王子が誕生し
シッダールタ(吉岡秀隆)と名付けられた。
やがて奴隷から頂点を目指すチャプラと
高貴な身分のシッダールタは戦場で相い見える事となる。

レビュー
手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく
は上映当時、評価が低かった為、見に行くのを躊躇った映画である。
先日、WOWOWで放送されたが、普段ならば見なかっただろう。
それでも見たのはチャプラの声を堺さんが担当していたからだ。
アニメとしての出来の悪さは想像通りだった。
夫と2人で見ていたが、夫は開始5分で
「絵が酷すぎる。」とそっぽを向き、読書を始める始末。
私達はアニメファンではないが
宮崎駿のアニメはほぼ全作、そしてエヴァンゲリオンや
押井守「イノセンス」を見に行った事がある。
「ブッダ」はじめ手塚治虫の代表作は全部読んだ。
それなりに目は肥えているつもりだ。
「手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく」の絵は
出来が悪過ぎて手塚治虫の名を汚している怒
絵の描き方が雑で、表情が変わる度に顔が崩れたりして見るに耐えない。
ストーリーも原作と違っている。
そもそもチャプラとシッダールタは出会っていない。
文句百曼陀羅を言いながら見続けている私に向かって夫は言った。
「文句を言いながら何で見ているねん?」
これを言った時はチャプラが大僧院で死罪を宣告された
母親の命乞いをする場面で、堺さんの声が響き渡っていた。
あれ!?堺さんがチャプラの声だという事に気付いていないのかてんてん
夫は堺さんの声を十分過ぎるほど知っているのに(苦笑)
気が付かないというのは俳優・堺雅人の声ではなく
声優としてチャプラに成り切っていたという事だろう。
特に声を張り上げる場面は迫力があって巧い。
そして母親の命乞いをする場面は母を想う気持ちが溢れていて
アニメの出来の悪さを忘れ涙がこぼれた。
本職の声優には及ばないとはいえ
心に響くようなチャプラの声は素晴らしかった。
sakai | 16:58 | - | -
たこ梅
 かねてより行ってみたいと思いながら
 行く機会がない店が結構ある。
 その1つが関東煮(大阪ではこう呼ぶ)
 の老舗、たこ梅 である。
 創業は弘化元年(1844年)と古く
 織田作之助、開高健、池波正太郎などに
 愛された名店だ。本店は敷居が
 高いような気がして中々行けなかったが
 是非行ってみたいという友人の誘いに
 より私を含め計3人で恐る恐る
 「たこ梅」の暖簾をくぐった。
 あいにく関東煮の鍋を囲んだ
カウンターは満席だった為、奥のテーブル席に座ってメニューと睨めっこ。



「たこ梅」といえば「たこの甘露煮」が名物だが、私は蛸が苦手だ。
蛸抜きで数多くある種からまず選んだのは聖護院大根
「聖護院やて!これは絶対に食べないとアカンわ。」
という私に友人は理由を尋ねた。
その理由とは又々馬鹿げている(元ネタは コチラ
アホな事はともかく、聖護院大根は昔、聖護院村で作っていた大根で
形はカブラのような丸い形をしている。
柔らかく味がしみ易いので、私はよく聖護院大根の煮物を作るが
「たこ梅」の物は格別で、口に入れた途端とろけるようだった。



聖護院大根、玉子、里芋、ねぎま、じゃがいも、野菜の袋煮
関東煮6品とビールで2500円は決して安くはない。
正直なところ、また訪れてみたいとは思わなかった。
大阪に長年住んでいながら行けず仕舞いの老舗へ行く事が出来たてんてん
という事に値打ちがあるのだろう。
外ごはん | 20:57 | - | -
ウルトラQ


今から47年前、ウルトラQ の不気味なテーマ曲が流れると
私はテレビの前に釘付けになった。
ウルトラQはウルトラシリーズの記念すべき第1作のテレビドラマだ。
1966年1月〜7月まで全28回放送された。
当時、私はまだ子供だったが、ウルトラQに登場した怪獣、
ナメゴン、ペギラ、カネゴンは今でもはっきりと覚えている。
ウルトラQにはウルトラマンが登場せず、そのぶん怪奇色が強く怖かった。
だから数十年経った今でも覚えているのだろう。
今回見たDVDはウルトラQといっても ウルトラQ dark fantasy
ウルトラQの名を冠しているが
全く別物のおとぎ話で、勿論怪獣は出てこない。
私は特撮やSFは好きだけど、この手の話はどちらかといえば苦手。
それなのに何故DVDを借りてきたか?
堺さんが出演していると知ったからだ。(おバカ)
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sakai | 21:53 | - | -
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