11日午後3時20分頃、岐阜県高山市
北アルプス奥穂高岳 (標高3190m) の
近くで遭難者 (64歳、すでに死亡)
の救助に向かった防災ヘリコプター
「若鮎2」 が墜落し、操縦士ら乗組員3人
が死亡した。 遭難者をロープで
上空のヘリに引き上げる為
ホバリング (空中静止) 中に
後部の回転翼が急斜面の山肌に接触してバランスを崩したとみられる。
機体は大破し、一部は炎上した。
防災ヘリが墜落、3人死亡 北アで遭難救助の岐阜県機
現場は北アルプスの難所、剱岳のカニのタテバイ・ヨコバイ
後立山の不帰嶮 (かえらずのけん)
八峰キレット等を上回る難所中の難所ロバの耳 (写真)
私は8月に初めて北アルプスに登り、不帰嶮近くの唐松岳山荘に泊まった。
夕食時、同席した御夫婦に
「明日はどちらへ向かわれるのですか?」 と尋ねられ、答えに窮した。
向かうも何も元来た道を下り、八方屋根へ戻るだけだ。
尋ねた方は不帰嶮を通り白馬岳へ
もしくは牛首を抜けて五竜岳へ向かうと思われたのか?
山好きとはいえ、命を掛けてやせ細った岩稜を抜ける気はさらさらない。
しかし、
奥穂高岳から西穂高岳へ岩尾根縦走 を見ると
雄大な山容は素晴らしく、危険を冒してロバの耳を越え
岩尾根縦走を試みる方々の気持ちはよく分かる。
(勝手にリンクした事をお許し下さい。)
遭難した64才の男性は救助された時、すでに心肺停止になり死亡していた。
YAHOO!ニュース 山岳救助の防災ヘリ墜落=搭乗者3人死亡 コメント欄に
「警察・消防等による山岳捜索・救助活動は有料化していいと思うよ。
ヘリだって維持費年間1億円近くかかるんでしょ。」
「また中高年か…やはり入山前に誓約書を書かせるべきですね。
何があっても助けは求めませんと。」
「警察・消防等による山岳捜索・救助活動は、依頼者による自己負担無し。
税金より支払われる。」 等などクソミソ
に書かれている。
助けを求めない誓約書を書け!と
のたまった
人非人方はさぞや自分自身にも厳しいのだろう。
山岳遭難者叩きがほとんどだが
OKWaveコミュニティーの質問
遭難者を救助に向かったヘリの墜落
にはそれに対する反論が書いてあった。