廃墟になった中華テーマパークがあるねん。
そう長女から聞いたのは2年前。
いつか行ってみたいと思っている内に忘れ去ってしまったが
先日、思いがけず見る機会に恵まれた。
10月北海道へ行った際、長女夫妻と
次女、私の計5人で
地球岬から
オロフレ峠 を経て壮瞥くだもの村までドライブ。
国道782号線に入り、新登別大橋に差し掛かった時
長女の夫、Aさんが教えてくれた。
もうすぐ中華テーマパークが見えますよ。
しかし辺りは一面森林地帯、こんな所にテーマパークが?!
と思っていたら五重の塔が見えてきた。
あれこそが約4万m²の広さを誇る
天華園 Map
総工費400億円を費やし、1992年4月オープン。
清時代の宮廷建築様式をモデルとして設計から施工に至るまで
北京市園林局の協力を得て建設され
美しい庭園、本格的な中華料理などを目玉にしたテーマパークで
新・西遊記 のロケにも使用された。
初年度は入場者数27万人を記録したが、2年後には半減。
1998年から定休日と冬期休園期間を設けるも失敗に終わり
1999年10月に閉園して今は廃墟となっている。
リピーターが育たなかった原因はアトラクションやイベントに欠けた事だが
本格的中華料理が不味くて口に合わなかったという説もあるらしい。
園内を見学したかったけど、私1人ではない為
車の中から写真を撮るだけに終わった。
帰阪して天華園について調べてみればテーマパークとは違った一面が