● ガリバー村−大摺鉢−武奈ヶ岳−八雲ヶ原−イン谷口−比良駅
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途中まで行きと同じ道を辿り、その後は比良スキー場跡を
通って八雲ヶ原湿原を目指す。
しかしスキー場跡は濃霧が立ち込め、数m先も見えない状態で道に迷う。
冬並の寒さで体の芯まで凍えてしまい、再び遭難の恐怖を感じる。
冷静に地図を見て進むべき道に戻り、八雲ヶ原に辿り付いた。
寒さに震えながら木陰でお弁当を食べる。
これから先、比良駅を目指し、まだ々歩かなければならない。
栄養補給の為、チョコレートをほおばりながら先を急ぐ。
北比良峠のガレ場を1時間半下り、大山口へ。 無事に下山出来て一安心。
道標にあった武奈ヶ岳登山による行方不明者のポスターを読み
無謀な登山は止めようと肝に銘じた。
イン谷口まで平坦な道が続く。
雨はすっかり上がり、琵琶湖が見えて美しい眺めだ。
もっと早く晴れてくれれば良いものを ヽ(`⌒´♯)ノ
イン谷口付近に比良スキー場の名残、廃墟が残っている。
2004年春、スキー場は閉鎖となり、リフトとロープウェイならびに
ロッジ、山小屋すべて営業を終了した。
リフトからは天巧摩崖仏が見えたとか。 一度で良いから見たかった。
17:10、ほぼ予定通りに比良駅到着。
遭難の危険を感じたが、緊迫感があって充実した登山だった。
懲りない、反省しない、アホは死ななきゃ直らない。