演芸の浪花座跡地に誕生した
道頓堀極楽商店街
初めて訪れたのは2年前、「Piper 秘密フェスティバル」 に参加する為でした。
2年振りに極楽商店街へ行った目的はお化け屋敷 「呪怨」 見物。
友人と私は年甲斐もなくお化け屋敷が好き。
といっても5年以上ご無沙汰している。
お化け屋敷に並んでいるのはカップルや若い女性ばかり。
オバハン2人連れは珍しい。
待っているとスピーカーから叫び声が聞こえてくる。
人間が幽霊に扮して脅かしているようだ、恐ろしい。
私達の順番がやってきた。 1本の紐を2人で持ち
おそるおそる歩く。 突然、女性の幽霊が 「安珍様〜!」
続いて男性の幽霊が 「清姫〜!」 叫びながら追い掛けてくる。
ギャ、ギャ、ギャ―!!
元々声の大きい私が思いっきり叫んだら、どうなるか。
スピーカーを通して外に聞こえた叫び声は営業妨害になったかも。
友人と2人、無事にお化け屋敷から脱出。 ああ、怖かった。
しかし、暫くして冷静に考えてみれば 「呪怨」 は距離がかなり短い。
600円は高過ぎ、200円が妥当。 おまけに清姫の幽霊が
短髪、浴衣姿で
イメージ と大違い、屋台のお姉ちゃんだった。
友人に 「誘ってすみません。」 と謝りながらカフェへ。
極楽商店街は入り口で受け取る通行札 (ICカード) に
飲食代と入場料を記録、出口で一括精算というシステム。
これは便利です。 そして館内は昭和初期のレトロな雰囲気で素敵。
が、欠点もあります。 食い逃げ防止のせいか、非常口表示が小さく
避難階段はどこにあるか全く分かりません。
キャバレーで飲み逃げしないよう、避難扉を施錠していた為
被害が大きくなった
千日デパート火災 を思い出しました。
火あぶり地獄商店街 はご免です。 二度と行く事はないでしょう。