日本史の授業で習った人物で、業績は覚えていないのに
名前を忘れられない数人いる。 その中の1人が大塩平八郎。
私のイメージでは 「よからぬ事をしたおっさん」
だったが、そうではなかったんですね。
次女に 「大塩平八郎って知っているね。」 と聞けば
「
大塩平八郎の乱 やろ。 悪い事をしたんやったっけ?」
゛乱 ゛と付いているから悪い人。 発想の貧困さが伺えます。
今まで持っていた大塩平八郎のイメージを180度変えたのが
新作歌舞伎
浪華騒擾記・大塩平八郎
中村翫雀さん演じる平八郎の志の高さと
その友人である兵衛 (片岡愛之助さん) の懐の深さに感動。
愛之助さんが登場した時、仁左衛門さんそっくりで驚いた。
その上演技力が素晴らしく
平八郎を思いやる心根を見事に表現していました。
あ、また話が横道に外れてしまった
とにかく窮民救済に立ち上がった
大塩平八郎の清廉な人柄に引かれた訳です。
「人に親切、見返り期待」 だから、反対の人に憧れる。
興味を持ち、調べていると終焉の地は西区・靱本町でした。
終焉の地石碑は靱本町1丁目で本町通りに面している?
天満橋へ引越しする前、その辺りは度々通っていた。
そういや何か建っていたな・・・とおぼろげな記憶を元に本町通りへ。
天理教飾大分教会前にひっそりと石碑が建っている。
建立されたのは1997年、今から約9年前。
教会案内板と思い込み、ちゃんと見ていなかったのでしょうね。