関西探訪 | スリジャヤワルダナプラコッテ(仮)

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ロケ地探訪 八幡堀


八幡堀 は滋賀県近江八幡市にある水路で
天正13年(1585年)豊臣秀次が八幡山に城を築いたことに始まる。
その際、琵琶湖畔を埋め立て八幡山周囲に堀を作った。
八幡堀は城の濠として作られたが、防衛としての役割の他にも
琵琶湖の水運を利用する商業的役割を兼ね備えた。
八幡山城廃城後の江戸時代、八幡堀は近江商人の物流拠点として
町の繁栄の礎となったが、近世は交通の発達により舟運が衰退。
それにより水は汚れ雑草が繁殖し、不法投棄などで荒廃の一途を辿り
埋め立ての話が出るまでになっていた。
このような状況の中、近江八幡青年会議所が
全市民へ復元を呼びかけ再生への取り組みが始まる。
そして市民と行政による協力や連携により
八幡堀は今日の姿まで回復を遂げた。



八幡堀は太秦撮影所から遠いにも関わらず、
頻繁に時代劇の撮影が行われるのは昔の面影をよく残しているからだろう。
最近では「るろうに剣心」「武士の家計簿」のロケが行われた。



白雲館には八幡堀で撮影された映画やドラマのロケ写真が展示されている。
2年前、初めて訪れた時は堺さんのファンでなかったので
「るろうに剣心」の写真を見て大興奮、「武士の家計簿」は頭になかった。



ファンとなった今は白雲館へ行く一番の目的は
「武士の家計簿」ロケ写真を探す事である。
入るなり懸命に探したが、その写真が中々見つからない。
結局ないのかなてんてんと諦めて外に出ようとしたところ、
一番下の隅の方に一枚だけ飾ってあった。
これが「半沢直樹」放送の後だったら枚数が格段と多かったかもしれない
などと勝手な想像を巡らせながら白雲館を後にした。
関西探訪 | 00:59 | - | -
一乗院


2004年7月、高野山町石道と奥の院や金剛峯寺など6つの建造物が
熊野、吉野・大峯と共に「紀伊山地の霊場と参詣道」として
世界遺産に登録された 高野山
この霊峰は私にとって馴染み深い山である。
私の祖父は戦死した為、祖母が高野山で行われる
戦没者慰霊法会に毎年参列していた。
それで子供の頃は祖母に連れられて毎年のように高野山へ。
結婚してからも高野山の凛とした
清冽な雰囲気に惹かれて数年に一度は訪れている。
2年前、九度山から高野山へ通ずる表参道 町石道
21.5kmを7時間掛けて歩き、大門まで辿り着いた。
その時、泊まった宿坊が 一乗院
一乗院の建物は古いながらも掃除が行き届いており、
お香の匂いも芳しく清潔感が漂っていた。



そして何より気に入ったのは夕食に供された精進料理である。
トマトのジュレなんていうフレンチもどきが出てきたり
精進料理とは思えない品々に吃驚。
今年、悪友・テラちゃんと避暑目的で
高野山へ行くと決まった時、迷わず一乗院を予約した。
テラちゃんが宿坊に泊まるのは小学校の林間学習以来という。
満足して貰えれば良いがてんてん
と思っていたところ、いたく気に入ったご様子。
来年の夏もまた高野山へびっくりとのこと。
気に入った理由はお世話して下さる方々がピーだからである。
何と煩悩にまみれたことか、呆れて物が言えないW
関西探訪 | 22:05 | - | -
城崎温泉 2013


 ここ数年、春と秋の連休は決まって
 夫の趣味である水彩画の素材探しに
 出掛ける。今年は 城崎温泉 へ行く
 事にした。JR城崎駅に到着すると
 ますは豊岡市のゆるキャラ
 玄武洞の玄さん がお出迎え。
 玄武洞は豊岡市・円山川東岸に位置し、
 約160万年前の噴火によって噴出した
 マグマが冷却され出来た玄武岩塊により
 形成されている。1931年(昭和6年)
 国の天然記念物に指定された。
 中学生の頃、母娘3組で城崎温泉へ
旅行した際、玄武洞に行った事があるので、玄さんを見た時は
昔を思い出し懐かしかったが、今回は時間の都合で玄武洞行きを諦めた。
 


城崎温泉は駅から数分と近くて便利な所にあり、
一番の特長は城崎温泉駅前から大谿川沿いに
外湯が7つ繋がっている温泉街だろう。
外湯に入浴する為には有料の外湯券が必要だが、
旅館の宿泊客は無償で外湯券をもらう事が出来る。
私も城崎温泉の正装はてな浴衣と下駄姿で外湯へ行ってみた。
温泉街の中心を流れる大谿川と歓楽色の少ない閑静な佇まいは
風情があり、小説「城の崎にて」の舞台にもなった。
それゆえ絵の素材にも適しており、城崎温泉に行った次第である。



城崎温泉の名物は何といってもカニ料理だが、
今は季節外れなので、仕方なく駅弁で味わうことにした。
帰りの車内で食べた「かにづくし」はボリュームがあり美味しかった。
満腹になって睡魔が襲う。
城崎温泉から大阪まで2時間40分は長いと思っていたが、
熟睡すればアッという間、目が覚めればそこは大阪駅だった。
関西探訪 | 00:16 | - | -
リピートしたい宿


廻りには何もない、あるのは果てしなく青く広がる海だけ。
懐石宿 潮里 から海を眺めていると時が止まったようだ。

私の母方の実家は兵庫県姫路市。
そこから程近い新舞子は子供の頃から馴染み深い場所だった。
潮里は約60年前から新舞子で小さな旅館を営んでいたが、
2003年リーニュアルオープンした。
娘たちはのんびりと過ごせて美味しい料理が頂ける潮里がお気に入り。
長女が結婚で実家を離れる時など節目々に訪れている。
先日、里帰り中の次女が久し振りに行ってみたいと言う。
次女と2人で行くのは6年振りだが、それだけ間が開いたの訳がある。
前回訪れた際は但馬牛コースを注文、食べ過ぎた上に
客室にある玄米茶をがぶ飲みして胃を壊したからだ。
口卑しい私たち親娘が悪いのであって潮里に非はない。
今度はそのような事がなきよう、スタンダードコースを予約した。



スタンダードといっても八寸からデザートまでかなりのボリューム。
潮里の料理が好きな理由の1つは
野菜が多く使われているのと季節感があること。
浅蜊と竹の子の釜飯は残すつもりだったが、
誘惑に負けて全部平らげてしまった。
そのお陰で翌日の夕食は半分以上残す羽目に。
潮里はそれでもまた訪れたい宿である。
関西探訪 | 18:15 | - | -
醍醐の花見


タイトルは醍醐の花見だが、本来の目的はそうではなくて山登り。
しかし、当初の目的地・奈良の室生山から醍醐山に変更したのは
豊臣秀吉 が盛大な花見を催した地がどんな所か気になったからだ。

「これやこの 行くも帰るも 別れては 知るも知らぬも 逢坂の関」
百人一首で詠われている逢坂の関(滋賀県大津市)から
音羽山(593m)に登り、アップダウンを繰り返して
世界遺産 醍醐寺 に辿り着いた。 Map



醍醐山は454mと低山だが、
音羽山から高塚山を経て縦走した後で登るのは辛い。
醍醐山の一部は醍醐寺の境内となっていて、山頂近くには開山堂がある。
このお堂は延喜11年(911年)、観賢座主によって建立されたが、後に焼失。
現在のお堂は慶長11年(1606年)、豊臣秀頼によって再建された物である。
開山堂を後にして目指すは醍醐の花見跡。
花見の宴が行われたのが境内ではなく
意外な場所というのは知っていたが てんてん



                 ↓ 



まさか山の中腹だったとはがーん 案内板にはこう書いてあった。

 慶長3年(1598年)3月15日、秀吉は善美を尽くした
 花見をこの槍山で催した。
 千畳敷きとも呼ばれる平地に新しい花見御殿がたてられた。
 又、女人堂から槍山の間には長束正家はじめ各武将により
 趣向をこらした茶屋八棟が設けられた。
 この花見にさきがけて山内馬場先から槍山に至る両側には
 畿内より集めた桜の木七百本を植えさせた。
 花見の当日、秀吉は秀頼・北政所・西の丸(淀君)・松の丸・三の丸
 を従え、山下の桜が一望できる槍山の御殿で花見を
 和歌を短冊にしたため桜の枝につり下げた。
 秀吉の栄華を誇る豪奢な花見であった。


わざわざ山中に花見御殿を建て
下界の桜を見ながら我が世の春を謳歌した秀吉。
ところが現在の槍山はご覧の通り。儚い栄華の後を見る思いがした。
関西探訪 | 17:33 | - | -
伏見の春


伏見といえば伏見稲荷(新選組!OPで登場)しか知らなかったが、
元同僚の友人達に誘われ、酒蔵が立ち並ぶ伏見の町並みを歩き、
十石船 に乗って川沿いの桜を愛でつつ、伏見の春を楽しんだ。 Map
十石船は江戸時代に物資や旅人を運んでいた輸送船を
遊覧船として再現したものである。



私達が乗った船の名は秀吉丸。何故、豊臣秀吉の名前がはてな
豊臣秀吉が伏見城の城下町として整備、発展させたこの地は
陸上交通が発達する明治時代まで水上交通の要所として繁栄を続け
何千もの舟が行き交い、商人が集まる一大港町だったそうな。
その時の名残を船名に留めているという訳か。



散策後は 鳥せい で昼食を頂く。
散々迷った挙句、とりラーメンを注文したが、
濃厚な鶏スープと細麺が私の好みにぴったりで大満足。



鳥せいの近くに寺田屋があると聞き、見てみたいびっくりと友人に懇願。
寺田屋=新選組!=山南敬助と思ったけれど、
新選組!寺田屋大騒動は山南さん亡き後の回だった。
その寺田屋騒動だが、元治2年(1865年)3月5日
薩摩人として宿泊していた坂本龍馬を暗殺しようとした事件で
伏見奉行の捕り方に囲まれた事をいち早く気付いたお龍は
風呂から裸のまま裏階段を2階へ駆け上がって
龍馬らに危機を知らせ、龍馬は難を逃れた。
寺田屋は鳥羽伏見の戦で消失、現在の建物は再建されたものと知り
見学料を払ってまで見る気は起こらず、外観を写真撮影してハイ終わり。



伏見酒蔵の町並みを後にして京阪宇治線に乗り宇治へ向かう。
目的は 中村藤吉本店 の生茶ゼリーを頂くこと。
平日だから空いていると思っていたのに、大勢の人が順番を待っていた。
これが土日祝だったらどうなることやらあせ



当初の目的の生茶ゼリーではなく
ほうじ茶ゼリーを頂いたが、香ばしくて美味だった。
店の外に出ると生憎の雨で、宇治の桜は見れず仕舞い。
しかし、初めて訪れた伏見酒蔵の町並みは本当に素敵だった。
機会があればまた訪れてみたい。
関西探訪 | 10:21 | - | -
箕面へ紅葉狩り


桜の満開は比較的簡単に見れるけど
辺り一面染める紅葉は中々お目に掛かった事がない。
失業して暇な時期にこそ、見頃を見計らって行けるのではないかと
前の職場の同僚であり、同じく失業中の友人達と箕面へ出掛けた。
箕面は幼い頃から度々訪れた懐かしい行楽地である。
箕面駅から滝まで片道2.8kmあるが
その間、話題のイタリアン 河鹿荘 で昼食を摂ったり
土産物を見たりして楽しみながら歩いた。
行った日は平日にも関わらず、滝の廻りは大賑わい。
その時に友人から箕面の滝について意外な事実を聞かされた。
滝の水が水道水だと言うのだ、そんな馬鹿な がーん
箕面グリーンロード建設の為、箕面の滝の上流を通過する地区で
5.6kmのトンネル工事を行った際、トンネル内に水が湧き出し
滝に通じる川の水量が一気に減ってしまった。
その為に致し方なく水道水をポンプで源流に流し
滝の景観を人工的に保っているとか。
今では人工の滝になってしまった箕面の滝。
それでも関西随一の紅葉の名所である事には変わりはない。
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関西探訪 | 01:10 | - | -
吉野線開業100周年記念鉄道イベント


里帰りしていた次女、夫、私の3人で葛城山に登り
下山後、近鉄電車に乗って阿部野橋へ向かっていた時の事だ。
松原駅に停車中、何気なく電車の窓から外を見ると
従来の近鉄電車とは異なるオレンジ色の電車が停まっていた。
その電車は 「貸切」 と表示があり
イベント電車のようだったが、乗客数名が挙動不審だった。
まず女性が1人もおらず、30〜50才男性が主で
車内は空いているのに着席せず、嬉々として歩き回っている。
そして車掌のコスプレをしている男性が数人いた。
あの電車、及び乗客は一体何なのだろうはてな
そういや葛城山へ行く前、阿部野橋駅コンコースで
「チビッコおいで 秋祭りinあべの」 が開催されていたが
チビッコは1人もおらず、電車グッズを買う為に
列に加わっているのは鉄ちゃんとおぼしき゜おっさん゜ばかりだ。
もしかして鉄ヲタおじさん=イベント電車の乗客なんだろうか。

気になって帰宅後、近鉄電車について調べてみると
吉野線は1912年 (大正元年) 10月25日、吉野軽便鉄道株式会社により
吉野口駅−吉野駅(現在の六田駅)間で営業を開始、
今年で100周年を迎える事が分かった。
開業100周年記念イベントの一環で
かつて活躍した ラビットカー のリバイバル塗装車が
吉野線開業100周年記念列車として運転された。
私が見たオレンジ色の電車はラビットカーの復刻版だったいうわけ。

JRや阪急電車ならいざ知らず、近鉄電車にも熱心なファンがいるとはびっくり
意外な事実を知った1日だった。
関西探訪 | 18:10 | - | -
るろうに剣心のロケ地 近江八幡


今、勤務している官公庁のセンターが管理者の不祥事により閉鎖する。
勤務開始から約2年が経ち、やっと慣れたというのに
突然の閉鎖は腹立たしい限り。
親しくなった方々とも今月末でおさらばだバイバイ
別れを惜み、同僚と滋賀県中部にある 近江八幡
お別れ遠足に行ってきた。



近江八幡は1585年(天正18年)、豊臣秀次が八幡山に城を築いた事により
碁盤目状の整然とした町並みが作られた。
歴史ある町並みの他には八幡堀に面する石垣・土蔵が有名である。
八幡堀の趣のある風景は時代劇に打ってつけだ。
多くの作品でこの場所が登場する。
先日、映画館で見た るろうに剣心 でもロケ地として使われていた。



「るろうに剣心」 は長女が中学生の頃、原作を読んだ事がある。
一昨年、映画化する話を長女にしたところ
「有り得ない」と憤慨していたが、映画 「るろうに剣心」 は
漫画の実写版という事を抜きにして立派な作品に仕上がっていた。
そんな訳で、某所に展示してあった
「るろうに剣心」の撮影写真を見て年甲斐もなく大はしゃぎ。
武井咲、佐藤健ファンではないが、すぐさまカメラに収めた。
大人の事情で場所はヒ・ミ・ツ。
といってもすぐ分かる場所に展示してある。
八幡堀見学の後は「たねや」で昼食を、
「クラブハリエ」で焼き立てバームクーヘンを食べて
満足しながら近江八幡を後にした。
関西探訪 | 23:06 | - | -
2012年 吉野山


大和上市駅 バス 宮滝−金峯神社−西行庵−蔵王堂−吉野山 ロープウェイ 吉野駅

私はおよそ3万本が山を覆い尽くす
日本一の桜の名所、吉野山に過去2回登っている。
今年は職場の同僚2人と共に宮滝から
吉野山山頂 (青根ヶ峰)を目指す事になった。
阿部野橋から近鉄特急に乗り、大和上市へ。
そこからタクシーに乗って宮滝まで。
宮滝から登ること2時間、歌舞伎 「義経千本桜」
で有名な花矢倉に到着。
その近くで満開の桜を愛でつつ、おにぎりを頬張る。
昼食後、青根ヶ峰に行くか西行庵に行くか迷った挙句
西行庵へ行く事に決定。
「平清盛」 に藤木直人扮する西行が登場するけど、そのせいだろうかはてな
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関西探訪 | 00:37 | - | -
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